自分には何もない。
何をしてもうまくいかない。
でも、どうにか何か結果を出さなきゃいけない。
じゃなきゃ、誰にも認めてもらえないから。
そんな自分が嫌いだ。
何にも持っていないこんな自分を変えなければいけない。
何か、何か、行動しなきゃ、、、
こんな風に焦りと、不安感に襲われて、自信をなくしていく人がいる。
自信がないとき、どうしても嘘をつきたくなる。何もない自分が嫌だから、何かあるフリをしたくなる。
資格やテストや、仕事に関してやっていないことを、友人に言ってマウントを取ろうとする。
やりたくなる気持ちはわかるが、すごく危険だ。
のちのち自分を苦しめることになるから。
過去の僕は、とにかく自信がなかった。とにかく全部中途半端で、優れていることも特になくて。そんな自分が大嫌いだった。
そんな自分が嫌だから、見栄を張った。テストの点数を高く友達に伝えたり、受験生の時は、志望校を高く見積もっていた(今思えば、謎ですが、、笑)
ただ、褒められたいから。「すごい」と言われたいがために、嘘や見栄を張るようになった。
でも、嘘や見栄は現実ではない。
あくまでも虚像の世界の話なんだ。
だから、寝る前、一人になったときに漠然とした不安が襲ってくる。
・もし、嘘がバレたらどうしよう
・なんで嘘ばっかりつくのだろう
・自分って本当にダメだな
・あー、こんな自分が嫌いだ
そんな不安感が津波のように襲ってくる。
一時的な劣等感や、コンプレックスが消え、褒められる承認欲求と、少しだけ自信がついたような気分になる。
でも、それは全て虚像だと自分は知っているからだ。
虚像の自分で生活していると、小さい成功体験で喜べなくなってくる。
例えば、仕事で初めて任された業務や、誰かに感謝されたこと、そういうことで喜べなくなる。
何をしていてもワクワクせずに、本来嬉しいことも喜べなくなる。
なぜなら、「常に他人と比べているから」
他人より優れていたいから、嘘や見栄を張る。だから、幸せや小さな成功体験では満足できない。常に周りよりも優れていたいが先行して、自分の幸せや本心が見えなくなる。
とにかく求めているのは、「誰かに勝っているという優越感」だからだ。
どんなに見栄や嘘を並べても、それは虚像の世界でしかない。どんなに誰かに勝っている気持ちになれても、それすらも虚像でしかない。
だから、心から満たされることはなく、常に求め続けてしまう。
常に、褒められることを期待し、褒められなくなると焦る。
いわゆる承認欲求のゾンビに変わる。
「いいね」が自分の価値になり、
「周りの評価」が自分の価値になり、
「周りが評価しているもの」に価値を感じる。
そこに自分の軸は存在しない。
本当は欲しくもないブランドものや、車を買う人がまさにこれだ。
周りの評価を気にする。でも、その心は満たされることはない。なぜなら、全て虚像の世界だから。
だから、本当に変えたければ、現実世界を変えるんだ。
簡単に嘘で手に入れたフリをやめて、泥臭く手に入れるための努力をしよう。
それが自信に繋がるから。
ぜひ、次の2つの方法を実践して欲しい。
必ず、自信がつき、毎日が楽しくなっていく。
よし、始めよう。
自信がないと悩む人の多くが、自信がない自分でいようとする。姿勢は悪く、見た目から自信がないことがわかる。服装や顔に元気がなく、負のオーラが漂っている。
まさに過去の僕だ。
とりあえず、姿勢を変えよう。
背筋を伸ばし、目線は少し上を見る。
これだけで1日過ごしてみてほしい。気持ちは前向きになるし、何より呼吸がしやすいことがわかる。呼吸が浅いと、思考やパフォーマンスは下がるからだ。
自信がないなら、堂々と自信がない自分でいたらいい。
「俺は自信がないぜ!!!よっしゃ!!」
自信がないことを、なぜ恥ずかしいと思っているのか。自信がないことはカッコ悪くないし、実はあってもなくてもいいものなんだ。
自信がなくてもいいけれど、嘘や見栄を張ることで自分が追い込まれてしまう。だから、自信がないことを堂々と言えばいい。
そうすることで、自信をつける行動が取れる。
まずは、自信がない自分を受け入れてほしい。ちゃんと現実を直視する勇気を持つことができたら、あとは変える行動を取ればいいだけだから。
ここら辺はYouTubeで話したので、ぜひみてみてほしい。
自信がない時は、とにかく「現状」しか目に入っていない。だから、目の前の不安感に襲われて、現状の自分を責めて、否定して、自信をどんどん無くしていくループに入ってしまう。
しかし、現状を変えたいならば、「どこに進みたいかを設定する」必要があるんだ。
この質問をぜひ考えてみて欲しい。
特に「なりたい自分」は、より具体的がいい。
・どんな表情で
・どんなメンタルで
・どんな気持ちで
・どんな人に囲まれて
・どんなことを毎日しているか
ぜひ考えてみて欲しい。
その時、すごく楽しいはずだ。「こんな自分になったら、最高やん!!」と思えたら、完璧。
そして、ここからが大切なのだが、
「理想の自分なら今どんな行動をとるのか?」
「理想の自分なら、どんな決断をとるのか?」
を考えてみて欲しい。
これはすぐに見つかるものではないけれど、こうやって理想の自分から逆算することによって、行動を決めることができる。
僕は自信をつけたかったから、コーチングを受けることを決めて、自分と向き合いまくった。
これは「なりたい自分」を決めていなかったら、その行動は取れなかった。なので、理想を決めたら、その自分になりきり生活して欲しい。
決断と行動を変えることによって、人生は「この瞬間」から変えることができるから。
現状で悩み続けるよりも、理想の自分を設定してから現状を見て欲しい。
ゴールが設定してあるだけで、自分の問題が明確になるし、何よりも漠然とした不安感がなくなる。具体的な悩みになるだけで、気持ちはかなり楽になるから。
1、自信がなくても堂々としよう
2、理想の自分を設定しよう
現状をどんなに見つめても、進みたいゴールがなければ人は進むことができない。過去の僕が何年も悩んできた時は、「理想」を考えようともしなかったんだ。
だから、同じところをグルグルして苦しいままずっと生活していた。
でも、この「理想」を考えてから、自分のやりたいことが見つかったし、実際にいろんな行動をして成長できた。
その瞬間があったから、今はメンタルコーチという最高の仕事に就くことができている。
自信がないことは悪いことではない。自信がないことを言い訳に、行動しなかったり、嘘や見栄を張ってしまうことが自分を追い込める。
まずは、自信がない自分を受け入れて、自分と向き合うチャンスだと思い、行動してみて欲しい。
必ず、道は開けるはずだから。
______________________________
今回お伝えしたように、「自分の理想を設定すること」が大切です。
コメント